5月9日、大阪万博に向けた関係省庁や政府機関の意気込みを評価するために形成された省庁間ワーキンググループの第1回会合が開催されました。
万博におけるハンガリーの参加を成功させるためには、テーマ別の、専門的なプログラムを企画することにおいて、関連する政府機関(省庁、その他の機関)の協力は不可欠です。このため、大阪万博におけるハンガリーの参加に関する外交関係の推進を担当しているクリシュト·アコシュ政府代表は、省庁間ワーキンググループを設置し、5月9日に第1回会合が開催されました。
ハンガリーの万博参加に向けた準備の現状、ハンガリーパビリオンのコンセプト、テーマウィーク、その他万博の中央主催プログラムについて、上記の機関に報告する機会となりました。このワーキンググループと、今後の省庁間会議は、各省庁が万博で発表したいテーマやその発表者、また、派遣する代表団の予定等についての意見交換の場にもなります。
5 年に一度の国際博覧会は、世界で最も重要な観光、経済、文化のイベントです。万博は、未来を形成する革新と、各国の成果を紹介する場を提供し、参加者間の文化的な出会いや、経済的·外交的な結びつきの強化を促進することを目的としています。大阪にハンガリー領事館が開設されることで、万博への参加は外交的にも、国家間の観点からも特に重要となります。ハンガリーの対外経済政策を効果的に支援するとともに、アジアからの観光客の平均より高い消費率は、ハンガリーの観光の成功に大きく貢献しています。
前回の万博では、ハンガリーパビリオンは218のハイレベル外交官の訪問を受け入れ、500人以上のVIPゲストを迎えました。開催期間中、いくつかの政府間協定や協力関係が締結され、その他にも多くの閣僚級会合が開催されました。