2025年大阪・関西万博において、ハンガリー館は100万人を超える来場者にハンガリーの魅力を伝えました。
6か月の会期中、レストランには延べ46,000人が来店し、約70の文化イベント、80件以上のビジネス・専門イベントを開催。さらに2,250名の公式ゲストを迎え、ハンガリーの参加はあらゆる面で「成功の物語」となりました。

伝統が息づく場所

パビリオンの中心では、184日間、15分ごとにハンガリーの民謡が響きました。
21人の歌手が奏でた音楽は58,000分以上。
3階では22週間にわたり、フェルト細工や刺繍、麦わら細工、藍染めなど、11の伝統工芸が紹介され、毎回満席の人気ワークショップとなりました。

ハンガリーの味、万博でも大人気

ハンガリー館のレストランは、万博で最も人気のある飲食スポットのひとつに。
半年間で46,000人がハンガリーの定番料理を味わいました。
提供されたのは、グヤーシュ18,600食、ホルトバージ風肉入りクレープ17,000食、ソムロー風・ロールケーキ4,100食以上。
まさに「ハンガリーの味覚の勝利」でした。

文化とビジネスの架け橋

約70回のコンサートには600名を超えるアーティストとスタッフが参加し、
84件のビジネス・専門イベントを通じて、ハンガリーは文化と産業の両面で強い存在感を示しました。
2,250名の公式ゲストには、各国首脳、外交官、オリンピック選手なども訪れ、
ハンガリーの文化的・外交的な存在感が際立ちました。

残されたレガシー

「過去なくして未来はない」という理念のもとに建てられたハンガリー館。
この半年間で、伝統と自然への敬意が今も人々の心を動かす力であることを証明しました。
万博は幕を閉じましたが、ハンガリー館の遺した精神と感動は、これからも生き続けます。