ハンガリーと日本:歴史・文化・科学を結ぶ絆
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本プログラムは、ハンガリーと日本の間で築かれてきた歴史的・文化的・科学的な関係の全体像を紹介し、共通する伝統や個人の人生に焦点を当てながら、両国の今後の協力を促進することを目的とした学術・教育プログラムです。講演では、両国関係の起源と発展、経済・外交協力、個人の生き方を通した交流、さらには文化的遺産の共有といったキーワードは参加者が楽しみながら学べるインタラクティブ・ゲームにも活用され、体験的な理解を深めます。
プログラム:
1. 日本に生きたハンガリー人たち ― 大陸をつなぐ人生の物語
講演者:キシュ・シャーンドル氏(日本研究者、元商務外交官)
明仁上皇より旭日章を受章。25年にわたる研究成果として出版した著書『日本に生きたハンガリー人たち』をもとに、実業家たちの人生と両国関係の発展を語ります。
2. ハンガリーと日本 ― 意外な歴史的・文化的共通点
講演者:ロヴァースィ・ラースロー・ガーボル博士(国立行政大学 准教授)
→ 元国連人権専門家、首相官邸上級顧問。著書『日本:Society 5.0 ― ハンガリー史から読み解く超スマート社会』で、民主主義と技術進化の歴史を通じた両国の文化的つながりを紹介します。
3. 歴史データとAIで可視化するハンガリー・日本関係
講演者:サテュチェク・ゾルターン氏(ハンガリー国立公文書館 イノベーション・IT局 局長)
→ 人工知能のアーカイブ活用分野で知られる専門家。今回の発表では、AIを用いた歴史データの視覚化プロジェクトを紹介します。
4. 公文書館と共有する歴史――新たな国際共同研究の試み
講演者:サボー・チャバ博士(ハンガリー最古の国立コレクション館長)
→ 歴史資料の保存と国際的対話の推進に尽力。21世紀にふさわしい公文書館のあり方と、文化遺産のグローバルな継承を目指す取り組みを語ります。