激動の時代における金融教育とデジタル変革 Day 2

calendar
7月 18 @ 10:00 - 13:00
venue
コミュニティセンター(ハンガリー・パビリオン)
ビジネス・専門プログラム

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イベントの2日目は、国家レベルのデジタル変革に焦点を当て、特に税務行政のデジタル化および「分散型台帳技術(DLT: Distributed Ledger Technology)」の公共分野における活用について議論が行われます。

本日のプログラムでは、ハンガリーおよび日本の政府関係者や研究者による講演やパネルディスカッションを通じて、次のようなテーマに取り組みます:
・税務手続のデジタル化による行政の効率化とユーザー負担の軽減
・ePayroll(電子給与管理)に見る分散型技術の行政応用の可能性
・組織間での安全かつ柔軟なデータ共有の実現に向けた取り組み
・AIやDLTをはじめとする先端技術の公共サービスへの導入課題
・日本とハンガリーにおけるデジタル化の進展状況と今後の展望

プログラム終盤では、両国の専門家によるラウンドテーブル形式の討論を通じ、デジタル変革における実践的な知見や課題を共有し、今後の展望について多角的に意見交換を行います。
プログラム:
10:00 – 10:05 開会挨拶
ヴァグーイヘイ・フェレンツ
ハンガリー国税・関税庁(NAV)管掌国務長官/通信・情報技術評議会議長/ブロックチェーン連盟会長

10:05 – 10:30
ヴァグーイヘイ・フェレンツ
・税務行政のデジタル化に向けた取り組み
・納税者や関係機関における行政負担の軽減

10:30 – 10:55
浅沼 尚(デジタル庁デジタル監)
・日本政府のデジタル変革政策と国家税制のデジタル化の現状

10:55 – 11:20
柏木 恵
キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹/財務省財務総合研究所 客員研究員
・時代の変化に対応する日本の税務行政の進化と展望

11:20 – 11:35|休憩

11:35 – 12:00|行政におけるDLT活用の可能性
パプ・シャーンドル(通信・情報技術評議会副会長/EMAPプロジェクト責任者)
・ePayroll(電子給与管理)プロジェクトにおける分散型台帳技術(DLT)の活用
・プロジェクトの概要と導入に向けた運用ロジックの紹介

12:00 – 12:25
クレニク・アッティラ博士(EMAPプロジェクト専門家/ブダペスト工科経済大学 研究者)
・分散型デジタル台帳を活用した、機密性を保った組織間データ共有の再構成技術

12:25 – 13:00|ラウンドテーブル・ディスカッション
・国家レベルでのデジタル変革の経験と教訓
・技術導入における課題と障壁(例:AIやDLTの選定)
・成果と改善点
・分散型技術の民間活用における可能性

登壇者:
・ヴァグーイヘイ・フェレンツ(国務長官)
・クレニク・アッティラ(BME 研究者/EMAP専門家)
・柏木 恵(キヤノングローバル戦略研究所/財務総研)
・山寺 悟(教授、埼玉大学 経済経営学部)
モデレーター:
トート・ペーテル(国税・関税庁上級顧問)

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アクセス

コミュニティセンター(ハンガリー・パビリオン)